聖武天皇 パートⅠ
奈良では有名な方「東大寺の大仏を作った人、全国に国分寺・国分尼寺を作った人」という答えが中学生の姪っ子から帰ってきた。もう少し詳しく言うとこの奈良時代、経済的にも不安定であり天変地異もあり世の中がこれからどうなるのだろうという時であった。まずはこの時代、中国は唐の時代であったがその前の隋の時代にに国分寺、国分尼寺を作っていた。それを参考に天皇は全国に国分寺と国分尼寺を建てよと命を出した。仏教をより広め世の中の安寧秩序を計ろうとした。それには大きな仏様を作ろうと考えた。盧遮那仏の大きな仏様を時の総理大臣である橘諸兄、行基、良弁僧正らが広く寄付を募り時間はかかったが建立する事ができた。毎年5月2日東大寺では聖武天皇祭が行われる。当時の時代に扮した行列があり、僧侶や稚児などが参加する。又、大仏殿にて慶讃法要や献茶式があり、その隣の鏡池舞台では雅楽が奉納される。
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